岬隼人です。
日本人は、「石の上にも三年」という言葉でもあるように、
一つのことを極めることが、よしとされる文化があります。
しかし、今後そのような考えでは、AIに仕事を奪われてしまうかもしれません。
なぜならAIは、専門的な仕事ほど得意とするからです。
AIに置き換わるであろうと、言われてる仕事に、医者がありますが、
その中でも、外科医のオペ技術など、より専門的な特化した仕事から、
AIにとって変わるだろうと、言われています。
その理由は、なにより利益を産みますし、一度作ってしまえば、
人間の外科医を、1人育てるよりも低コストで作れるからです。
それに対して考古学者などは、現時点でAIに置き換わる可能性は、
低いだろうと言われています。
幅広い知識(コスト)が必要な上に、大した利益を生まないからです。
また、薬剤師の調剤などは、AI化したほうが、ミスが減ったとのデータもあるようです。
2011年にロボットが、1台で応対する調剤薬局が、サンフランシスコでオープンしました。
ロボットは、処方箋を受け取るとともに、その人が服用してる薬、
アレルギーなどの情報を、入手することで、もっとも適した薬を、患者に処方します。
オープンから1年、ロボットの薬剤師は、200万回の調剤を行いましたが、一度のミスもなかったとのことです。
人間の、調剤の場合は、平均で1.7%間違いがあるようです。
これはすぐにでも「ロボットに置き換えたほうがいいのでは?」と感じさせられるデータです。
「いや、でもロボットは人間味がないから怖いよね!」
このような声も、よくありますね。
ですが、人の感情を細かく察知する能力も、AIに軍配が上がるようです。
人間は、表情や声の調子のような、手がかりでその人の状態を知りますが、
AIはそのあたりを、正確に分析できるだけではなく、
数多くの内面的な、指標(血管や脳の動き)も同時に分析します。
これからの時代で、専門特化しすぎる、ということは、
AI関係なく危険なことだからです。
長いあいだ一つのことだけを、やっていくことのメリットは、その分野において突き抜けた存在になれることです。
しかし、変化に対応できなくて、他の事に、チャレンジできなくなる可能性もあります。
日本では新卒で入社して、同じ会社で、ずっと働くことが、
長い間常識とされてきました。
今でもそのような、感覚で会社を選んでる人が、いるかもしれません。
日本人の性質的に、一つのことに取り組み続けることを、得意とします。
しかし、これでは、なかなか変化に対応する力を、養うことができないですよね。
これからの時代は、変化に対応する力が、大事です。
有名な言葉に、
「強い者が生き延びたのではない。変化に適応したものが生き延びたのだ。」
というのがありますが、
専門特化しすぎることは、AIにとって代わられる可能性も、増えます。
たとえば、一昔前はそろばんを使えるだけで、重宝された時代も、あったでしょう。
しかし、電卓の発明によって、そのような仕事は、機械に取って代わられました。
さらに進化した今では、パターン化された計算であれば、
入力するだけで、コンピュータが、自動で行ってくれます。
このような事例からも、わかるように、機械化によって、
職を失うといったことは、今後は、もっと加速すると、考えられます。
一つのことを、やり続けるだけではなく、複数のことが、できる人材になるほうがいいでしょう。
また危険なのは、大企業の社員として、働いてるような人でしょう。
大企業は、中小企業や、個人事業とは違い、仕組みが完成しているので、
自分がやることの範囲が狭いです。
ですので自分の仕事とは、直接関係ない他部署のことなどでも、
ざっくりとでも、会社全体の仕事を、把握しておくほうがいいでしょう。
休日でも知識に、積極的に自己投資するなど、替えが効かない選手になるには、
重要なことです。
大学を出て会社に入る、そこで、勉強は終わりという人が、多すぎます。
社会人になって勉強する人を「意識高いな」などと、
言ってバカにするような人達も、多いです。
ですが、勉強し続けることで、その人達と、差を広げることができますし、
それに連れて、勉強が楽しくなってくるはずです。
替えの効かない人材を目指しましょう!
最後までご覧いただきありがとうございます。
次回もあなたのお役に立てるような情報を送りますので
楽しみにしててください!