おはようございます。岬隼人です。
読者の皆さんは、今の社会を、どのように感じてますでしょうか?
弱肉強食の時代が到来し、会社員にも格差が出始めた。
そんな考えも今では、当たり前のものになりつつあります。
以前の日本は、高度経済成長によって国民全体が、豊かになっていました。
一億総中流社会と、呼ばれてました。
会社に就職しさえすれば、終身雇用と、年功序列型の賃金体系によって、
死ぬまで豊かな生活を会社が、守ってくれていたのです。
ところが、皆さんご存知のとおり、バブル崩壊後の「失われた10年(20年)」が到来し、
この体系は大きく変わります。
1990年代に入り、高度経済成長は終焉して、その反動ともいうべき長い不況が、
到来します。
多くの企業は、業績が急激に悪化し、人件費を抑制するために、
新卒を絞り正社員をリストラし、使い捨てができる非正規社員へ、移行し始めました。
この制度によって、高いパフォーマンスを示す社員は高給で優遇し、
ダメな人間は、リストラされるというようになる、弱肉強食の時代になっていったのです。
【「勝ち組」「負け組」 の出現 】
このため、一律に同じ給料もらえるような時代は、終焉を迎えています。
しかしその一方では、この時流にうまくのることで、若くしても大金を稼ぎ出す人が
出始めました。俗に言う 「勝ち組」「負け組」 の出現です。
この弱肉強食の時代の到来で、格差社会を生き残る術を、知っているものは、
大金を稼ぎ「勝ち組」へとなりました。
しかし、格差社会を生き残る術を知らない、無知な人の多くは、
会社や政府に搾取され「負け組」へと転落していきます。弱肉強食の時代の到来では、格差社会を生き残る術を、知っているか知らないかで、大きな収入格差が生まれてきているのです。
【所得の多い家庭でないと子供を持てなくなった】
一方で、高齢者世帯は横ばい、児童のいる世帯にいたっては、ここ数年で上昇傾向にあります。
特に、児童(子供)のいる家庭の所得が、伸びているというのは、
これは、逆説的にいえば、所得の多い家庭でないと、子供を持てなくなった。
とも言えます。
今の時代、年収300万円もなければ、結婚できない時代になっています。
このような時代では、低所得者は子供を作れないために、結果として中高所得層のみが子供を作ることになり、その家庭の所得も偏っていきます。
今回はここまでにさせていただきます。
ご覧になっていただきありがとうございます。
次回さらに詳しくお話をしますので、楽しみにお待ちください。